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原野辰三の定義集

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ぶんかとは

文化とは

その地域・民族の間で古くから生育しあるいは伝承された共通の行動様式や表現様式である。

津田塾大学教授の菊池京子氏は文化の定義について次のように述べておられる。

文化人類学の分野では、文化は一体どのように定義されているのだろうか。それは、文化人類学者の数だけあると言われているように、様々な定義付けがあるのだが、ここでは、多くの研究者たちが納得しうる表現、あるいは定説化した定義として、アメリカの文化人類学者クライド・クラックホーンの定義を挙げておくことにしたい。彼の定義によると
文化(culture)」とは、「特定の集団の構成員によって習得され、共有され、伝達される行動様式、あるいは生活様式の全体系」であるという。
この定義に疑問を呈する人もいるが、文化人類学上の文化の定義に関しては、おおむね、これに集約できるのではないだろうか。


この定義について私の見解。上記の定義では「生活様式」とも言っているが、「生活様式」には文明が入り込んでおり、「生活様式」は「文明と文化の総体」である。したがって文化の定義として「行動様式」は正しいが「生活様式」は不適当ではないか。
また、他の文化人類学者は「人工物の総体」と言っているように、文化人類学では文明との区別が曖昧になっているように私は思う。

なお、文明については、梅棹忠夫氏(理学博士、京大元教授)が次のとおり定義しておられる。

文明とは、装置群と制度群をふくんだ人間の生活システムの全体
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