時事コラムを中心に、社会評論エッセイや名言・格言・諺の解説を掲載

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原野辰三の社会評論エッセイ

2008年01月12日
著者 原野辰三

地球資源と戦争

また新しい年を迎えました。

私は71回目の新年です。あと何年生きていられるか私には分からない。考えてみれば、人生というものは短いものだ。

地球が誕生したのは46億年前。その地球上に人類(直立二足歩行)が誕生したのが約300万年(〜500万年)前と言われている。

そして人類の歴史は約一万年前から始まった。

地球の誕生から人類の歴史を考え、そして人の一生を考えると、あっという間である。

<地球の誕生46億年を一年に換算すると人類の歴史は僅か37.5秒、そして、人の一生はなんと一瞬(0.3秒)である。>

ところで、記録からみると、地球環境破壊、特に温暖化が始まったのは産業革命からで約200年前である。

つまり、地球環境破壊は本格的な資本主義経済文明の幕開けと共に始まったのと言える。

この時代にドイツのカール・ハインリヒ・マルクスは産業革命後の資本主義経済を分析し、フリードリヒ・エンゲルスとともに資本論を発表し,また共産党宣言を発表した。

その後、第一次世界大戦(1914〜1918年)、第二次世界大戦(1939〜1945年)、そして朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争と戦争が止まない。

先の計算で考えると、地球誕生後、僅か0.75秒で地球環境を破壊したことになる。

46億年の歳月をかけて作られた美しい地球の楽園を人類は文明によって僅か200年で破壊したのである。

文明の進化は人間の知恵によるもので、とくに科学の進歩によるところが大きいが、結果として科学は諸刃の剣になった。

人間は人間の知恵である科学を善用するだけではなく悪用もしたのである。

産業革命後すなわち本格的な資本主義経済文明の社会システム以降から悪用が始まったといえる。

その文明は人間の欲望を掻き立て大量生産・大量消費・大量廃棄を促進し、そして国家は戦争までして地球資源を奪い合い、殺し合い、あげくの果ては地球の自然を破壊したのである。

それらは、すべて人間のやったことである。あっという瞬間を生きる人間の仕業である。

人間とは、なんと愚かな動物ではないか。

少し脱線するが、旧約聖書によると天地(地球)創造の神は人間をも創られたそうだ。

皮肉なことに、その人間が天地(地球)を破壊しようとしている。

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