時事コラムを中心に、社会評論エッセイや名言・格言・諺の解説を掲載

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原野辰三の社会評論エッセイ

2006年02月01日
熊谷徹氏の講演から

私は2005年10月18日「教科書嫌い −歴史認識−」の中で、ドイツの場合を書いた。

この度、国会議員簗瀬進氏(民主党)から、「歴史リスクを乗り越える会」主催で熊谷徹氏が講演されました原稿を頂戴いたしました。ここにお礼を申し上げます。

それをそのまま全文を掲載させて頂きます。


講演:なぜドイツは歴史リスクと戦ってきたのか

熊谷徹
簗瀬進議員による講師紹介

ドイツは過去とどう向き合ってきたか

熊谷徹(くまがいとおる)さんは、1982年に早稲田大学政経学部を卒業された後、NHKに記者として入局され、主に国際問題の取材をされてきました。

たとえばアメリカやドイツ、ポーランドに出張され、アメリカの訴訟社会、大統領選挙の裏側、ドイツの過去との対決などをテーマにして、NHKスペシャルの取材を担当されました。1989年にはワシントン支局に特派員として配属され、ベルリンの壁崩壊、ブッシュとゴルバチョフの米ソ首脳会談などを、現地で取材されています。

熊谷さんは、ヨーロッパとドイツにテーマを絞るために、1990年にNHKを退職され、ミュンヘン市に移住されました。現在はフリーのジャーナリストとして、雑誌や新聞に論文や記事を発表されています。また丸善ライブラリーや新潮社などから、ドイツに関する本を6冊出されています。

また、去年中央公論に発表された論文の中では、「歴史リスク」という新しい概念を打ち出されました。今日は熊谷さんに、なぜドイツ人が60年間にわたって歴史リスクと戦ってきたのかについて、お話をして頂きたいと思います。

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