執筆者:
原野辰三
投稿日時:2010年08月03日 AM5時00分
これは俳句です。
私が毎週土曜日、楽しみにしているNHKの番組「俳句王国」(7月17日放映)で4点句に選ばれた作品です。
「八月六日、午前八時」は、日本人が、いや世界中が、忘れてはならない日時です。すなわち広島に原爆が投下された日時です。(正式な時刻は日本では8時15分、その他には8時16分や8時6分説もあるというが、俳句ではそんなことは論外でいい。作者は、午前八時で時間が止まってほしい、と謳ったのでしょう=もし時間が止まっていたら原爆は投下されなかった)
この番組を視聴していて驚いたのは、この作者が外国人であったことだ。しかも母国が米国である。
私は以前に、「俳句は日本独特の優れた言葉の芸術で、いくら日本語が堪能であっても、外国人には俳句は無理だろう」、というようなことを書いたことがあった。
加えて、この外国人が米国人だったことだ。米国は世界で最初に原爆を使用した国であり、そのことを「是認する向き」が強い国民だ。
その外国人とは「アーサー・ビナード」さん。
唯一の被爆国の日本人でさえ、「八月六日、午前八時」と言われて、即座に広島の原爆投下を連想できる人は、意外に少ないのではないだろうか。
ところで、7月27日朝日新聞トップ記事に「非核三原則見直し提言」「武器輸出も言及」-新安保懇ーとあった。
要は、菅直人首相の私的諮問機関(座長=佐藤茂男・京阪電鉄最高経営責任者)が「核の持込みを認めよ、武器輸出を認めよ」、と提言をしたのだ。
こういう餓鬼どもには、万感の怒りを込めて鉄槌を食らわせたい。
オバマ大統領は、初めて核廃絶を口にし、来る広島の平和集会に初めて米国の大使が出席するというのに。
また、広島の秋葉忠利市長がマグサイサイ賞を受賞したというのに。
日本の「政治屋」たちは、一体何をどう考えているのか、それこそ世界に逆行して、再び軍国主義に戻す気か。
日本には、世界に誇れる宝物が三つある。
それは平和憲法・非核三原則・武器輸出三原則だ。
世界中探しても、こんな素晴らしい国是をもった国はない。
それをいとも簡単にゴミ箱に捨ててしまえ、というのだ。
また、これが民主党の正体なのだ。
みなさん、民主党に幻惑されてはなりませんぞ!
参考
秋葉市長にマグサイサイ賞
アジアの発展に尽くした個人や団体に贈られるマグサイサイ賞のことしの受賞者に、核兵器の廃絶を目指して強いリーダーシップを発揮してきたとして、広島市の秋葉忠利市長が選ばれました。
マグサイサイ賞は、1950年代にフィリピンの発展に貢献した故ラモン・マグサイサイ大統領の業績にちなんで、平和への貢献や社会奉仕など、アジアの発展に尽くした個人や団体に贈られているものです。2日、マニラでことしの受賞者7人が発表され、日本から、被爆地・広島の市長として核兵器の廃絶を訴えてきた秋葉忠利さんが選ばれました。受賞の理由について、事務局は「核戦争が起きることのない世界を目指して強いリーダーシップを発揮し、市民の力を結集して政治的な機運を盛り上げた」としています。秋葉市長は、2020年までの核廃絶を訴える世界4000余りの都市でつくる「平和市長会議」の会長として、ことし5月にアメリカのニューヨークで行われたNPT=核拡散防止条約の再検討会議でも演説するなど、国内外で精力的に活動しています。マグサイサイ賞をめぐっては、日本人ではこれまでにミャンマーやカンボジアなどの難民の帰還に貢献したとして、当時の国連難民高等弁務官の緒方貞子さんなどが受賞しています。マグサイサイ賞の授賞式は今月31日、マニラで行われます。
NHKニュースより
カテゴリ :
社会と政治
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