靖国神社は軍国主義者のシンボルである。
靖国神社は、あの暗い悲惨な戦争時代に生きていた人にとっては「命をささげて祀られる」場所であったことは誰一人として否定できないだろう。
小泉首相が「二度と再び戦争をしないために、戦没者の英霊にお参りするのだ」といっている。
もし、それが本音であるならば、戦没者慰霊碑がある。そこにお参りすれば十分ではないか。
戦没者慰霊碑には戦争で犠牲になった多くの国民が祀られている。
それを敢えて、裁判所で違反だといわれながら、また戦争犯罪人であるA級戦犯が祀られているにもかかわらず靖国参拝にこだわるのか。
答えは明らかに軍国日本の復活にほかならない。
そこで、靖国神社が発行している、家族向けのパンフレットの一部を紹介します。
「戦争は本当に悲しい出来事ですが、日本の独立をしっかりと守り、平和な国として、まわりのアジアの国々と共に栄えていくためには、戦わなければならなかったのです」。
さらに「戦後、日本とたたかった連合軍(アメリカ、イギリス、オランダ、中国など)の、形ばかりの裁判によって一方的に“戦争犯罪人”という、ぬれぎぬを着せられ、無残にも生命をたたれた1068人の方々・・靖国神社ではこれらの方々を『昭和殉難者』としてお呼びしていますが、すべて神さまとしてお祀りしています」。
さらに靖国神社内にある資料館「遊就館」を紹介したパンフレットではこう書いています。
「近代国家成立のため、わが国の自存自衛のため、更に世界史的に視れば、皮膚の色とは関係ない自由で平等な世界を達成するため、避け得なかった多くの戦いがありました」
要するに「あの侵略戦争は自由と平等のためで正しかったのだ」と美化しているのです。
だから、小泉首相や自民党議員なびに民主党の一部議員が靖国参拝をするのです。
また、靖国神社参拝に最も熱心なのが右翼団体です。あの戦闘服を纏い君が代や軍艦マーチを耳が痛くなるほどボリュームをあげ、跋扈する光景をみます。そして正月元旦はこぞって団体で靖国詣でをします。(あの相当な金は一体どこから出ているのでしょうね)
昔から国会議員とヤクザ・右翼の黒い関係がささやかれています。かつてロッキード事件でフィクサーとして証人喚問された児玉譽士夫・小佐野賢治や笹川良一の3名は政界の黒幕として有名です。
彼らがいう「日本の自存自衛のためにアメリカ等の連合国とやむを得ず戦った」というのであれば、その矛先をアメリカに向けるべきではないのでしょうか。なぜ中国に向くのでしょうか。中国は大きな被害国です。特に国粋主義者を自認するなら、なぜアメリカから屈辱的な属国扱いされていることについて何もいわないのでしょうか。
日本は敗戦から今日に至るまで、一貫してアメリカの言いなりで、独立国家とは言い難いほど卑屈にも平身低頭しているではありませんか。アメリカは世界ではじめて日本に原子爆弾を投下し、非戦闘員の国民を無差別に殺した唯一の国です。そして原爆を投下した爆撃機「エノラゲイ」を誇らしげに展示しているのです。
彼らが「あの戦争は正しかった」といい、日本の自尊心を叫ぶなら、中国・韓国に対してではなく、むしろアメリカに対して大声をあげるべきではないか。
一昨日、かって日本軍の軍属・軍人として徴用され、戦死した台湾人の遺族たちが御霊を自分たちに戻してほしいと靖国神社にデモをしました。
なんと、そこには右翼団体が最前線に並びそれを妨害していたのです。
(小泉首相の祖父は刺青で有名でしたが)
日本が再び軍国主義に戻ることになりそうな気配を感じる毎日である。






